アマチュア無線の利用法

 最近、各国で宇宙開発が盛んに行われています。一昔前までは宇宙開発と言えばロシア(旧ソ連)とアメリカが競い合っていた時期が在りましたが、冷戦が終了した今では各国が盛んに人工衛星や探査衛星を打ち上げています。勿論日本もこの宇宙開発に参加しています。特に最近では、宇宙ステーションに日本の研究施設をドッキングさせたのが話題になりました。また、その宇宙ステーションに日本人宇宙飛行士を滞在させる計画が立てられ、実際にアメリカのスペースシャトルで宇宙ステーションに乗り移りました。ちなみに宇宙飛行士の滞在日数は3ヶ月程度だそうです。


この文章を読まれている方はなぜロケットや宇宙ステーションが出てきたのかとお思いの方もいらっしゃるでしょう。実はこの国際宇宙ステーション、意外な事にアマチュア無線局が存在すのです。では、なぜ国際宇宙ステーションに無線機が存在するのでしょうか。その理由の一つが宇宙飛行士の娯楽です。宇宙飛行士が国際宇宙ステーションに滞在するのは無重力空間での実験など宇宙でしか出来ない事を行うためにいます。しかし、宇宙飛行士達が常に実験をしている訳では在りません。息抜きとして休憩時間や余暇は当然ありますが、宇宙ステーションの中で出来る事は限られています。そのため実用的で娯楽性のあるアマチュア無線が運用されているのです。
ちなみにこのアマチュア無線は別の使用目的も在ります。その目的とは、教育を目的とした通信です。よくテレビで国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士と小学校の子供達がやり取りする様子が放送させれますが、そのやり取りに使われているのが無線機です。基本的に無線機は送信部にあたるアンテナを高出力・高感度にすれば通信距離は飛躍的に広がります。通信距離を広げて会社設立後の業務を大幅に拡大したいとお考えの方もいるかもしれませんね。つまり、地球からだろうが宇宙かだろうが通信には問題は無いのです。
補足ですが、前記で無線機のアンテナ高出力・高感度と書きましたが、基本的に高出力の無線機を扱えるのはアマチュア無線でも上級無線資格を持っている方しか出来ません。しかし、第4級アマチュア無線免許者でも扱える無線機でも、運がよければ電波が電離層に跳ね返り地球の裏側にまで届く可能性が有るため、何か思わぬ発見に遭遇するかも知れません。

 

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